この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
贄姫
第3章 参
「おお、素晴らしい……」
弾力と張りに、田上は興奮した様子で
さらに乱暴に揉む。
じっくりと時間をかけて揉みしだくと
ブラジャーから胸をあらわにさせた。
「刺青が無いな……贄姫の証の刺青はどこだ…?」
田上はまた胸を揉み始める。
手に吸い付くような感触。
やわらかく、何とも言えないそのさわり心地。
田上の心を巣食った闇に憑りついた妖は
興奮し始めた。
親指と人差し指の腹で
その頂きにある突起をつまむと
コリコリとなぶり始めた。
「くっ……ん!」
椿が、その時目を開けた。
瞬時に状況が理解できなかった。
「目が覚めたか、贄姫」
その田上の声に、頭が真っ白になって
自分が今どうなっているかを理解した。
「おお、目覚めると、なんと甘美な……」
頂きを強くつままれ、椿は悲鳴を上げた。
身体がびくんと跳ねる。
それに勘違いした田上は、さらにつまんで、そして引っ張った。