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忘れられない指
第10章 選んだのは・・
青山の裏路地にあるお気に入りのカフェ。

今日は私の案内でこの店に来た。
タルトが美味しいと評判のこの店にはいつも人が絶えない。
週末は行列もできている。

今日も店の前には待っている人が何組もいる。

「いつもいっぱいなんだよね・・どうする?よそに行く?」

男の人って並ぶのを嫌いそうなイメージがあるけど、凌空はどうだろう・・?

「咲ちゃんおすすめの店なんだろ?
 それに並んでりゃそのうち座れんでしょ」

私の手を引きながら列の最後に並ぶ。

「咲ちゃんと一緒なら待ち時間も苦じゃないぜ!
 そうだ、しりとりでもすっか?」

「え~!子供じゃないんだからさぁ、恥ずかしいよ!」

私たちの会話が聞こえたらしく、前に並ぶカップルが小さく笑う。
でもちっとも恥ずかしくなんかない。
むしろうれしい。
だって、私と一緒だから苦はないなんて言ってもらえたんだもの。

一緒にいることに意味があるって思ってもらえてるんだもの・・

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