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忘れられない指
第15章 特別な日

「あ・・これは?」
私は息をのんで指輪と凌空の顔を交互に見る。
「咲ちゃん・・オレと・・結婚してください。
・・いや、オレは咲ちゃんと結婚したい。
いつまでも一緒に笑っていたいんだ・・」
プロポーズ・・
これはプロポーズの言葉だ。
凌空の声が頭の中で反響しまくって、
何を話したらいいのかまるで考え付かなくなってしまった。
嬉しい、驚いた、泣きそう・・
いろんな思いが渦巻きすぎて、逆に無表情に固まってしまった。
「咲子・・」
柔らかい凌空の声で正気に戻った。
「オレも29歳。
30になる時には身を固めていたいってずっと思ってたんだけど・・
こればっかりは相手がいることだからな・・うまくいくかどうかわかんなかった。
でもナイスタイミングで咲子と出会えてこうして今日まで一緒に歩いてこられた。
これからもずっと一緒にいられる、いや、いたい。
そう思える相手と出会えたんだ・・」
私は息をのんで指輪と凌空の顔を交互に見る。
「咲ちゃん・・オレと・・結婚してください。
・・いや、オレは咲ちゃんと結婚したい。
いつまでも一緒に笑っていたいんだ・・」
プロポーズ・・
これはプロポーズの言葉だ。
凌空の声が頭の中で反響しまくって、
何を話したらいいのかまるで考え付かなくなってしまった。
嬉しい、驚いた、泣きそう・・
いろんな思いが渦巻きすぎて、逆に無表情に固まってしまった。
「咲子・・」
柔らかい凌空の声で正気に戻った。
「オレも29歳。
30になる時には身を固めていたいってずっと思ってたんだけど・・
こればっかりは相手がいることだからな・・うまくいくかどうかわかんなかった。
でもナイスタイミングで咲子と出会えてこうして今日まで一緒に歩いてこられた。
これからもずっと一緒にいられる、いや、いたい。
そう思える相手と出会えたんだ・・」

