この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
忘れられない指
第15章 特別な日

凌空の部屋に帰ってきてから、私は涙を流し、声をあげて泣いた。

彼の手から私の左手の薬指にはめられた指輪。
その手を取って灯りにむけて掲げる。
光の反射を受けて眩しく輝く愛の証し・・

「きれいだな・・これ選んで正解だった」

手を握り、抱き寄せ、それから長い長いキスをしてくれた。
涙でぬれた頬に自分の頬を寄せた凌空に、あらためて聞かれる。

「で、肝心な返事なんですけど・・まだ聞いてないよね?
 オレと・・結婚してくれる?」

涙を流しながら笑って答える。

「はい・・こんな私ですがよろしくお願いします・・」

「ありがとう・・咲ちゃんのこと、幸せにする。幸せにできるようにがんばる。
 仕事も咲ちゃんががんばれるだけがんばっていいから。
 好きなだけ働いて。
 で、そろそろ子供を、って思った時に・・子供作ろう。ね?」
/175ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ