この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
忘れられない指
第19章 突然の・・
「まだ出られないって決まったわけじゃないだろ?
それにもし帰ってこられなかったとしても、
結婚式に出られなくても、後でいくらでもお祝いできるじゃないの。
キミらはずっと付き合っていくんだからさ」
さすが慎介さん。
その言葉は私たち全員をうなづかせた。
「孝明さんが式に出られることを祈ってるからね。
で、いつから行っちゃうの?」
「それが・・来月のはじめにはもう行こうと思ってるんだ」
「えー!じゃああと・・2週間くらいじゃないか、そんなに急にかよ・・」
孝明を見つめる凌空の寂しそうな目。
これまでいつでも近くにいた仲のいい友達が急に遠くに行ってしまう。
男だって女だって、それは寂しいにきまってる。
史彦だって、何も言えずに視線を落としている。
そんな2人に孝明は普段よりも割り増して明るい声をかけた。
それにもし帰ってこられなかったとしても、
結婚式に出られなくても、後でいくらでもお祝いできるじゃないの。
キミらはずっと付き合っていくんだからさ」
さすが慎介さん。
その言葉は私たち全員をうなづかせた。
「孝明さんが式に出られることを祈ってるからね。
で、いつから行っちゃうの?」
「それが・・来月のはじめにはもう行こうと思ってるんだ」
「えー!じゃああと・・2週間くらいじゃないか、そんなに急にかよ・・」
孝明を見つめる凌空の寂しそうな目。
これまでいつでも近くにいた仲のいい友達が急に遠くに行ってしまう。
男だって女だって、それは寂しいにきまってる。
史彦だって、何も言えずに視線を落としている。
そんな2人に孝明は普段よりも割り増して明るい声をかけた。