この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
忘れられない指
第4章 決意、そして失恋・・
・・彼女がって・・手土産?・・この人、マスターの知り合いなの?
ただの・・知り合い?・・じゃないの・・・?

徐々に曇る私の顔・・
不安な空気が渦巻き始める・・

「はい、どうぞ」

カウンターにケーキののった皿が置かれた。
おいしそう・・イチゴがいっぱいのって・・

ケーキを見つめる目を右の女性へと動かして、
彼女と目が合うと、少しだけ口元で笑って頭を下げた。

「あ、あの・・いただきます」

「どうぞ」

初めて聞いた彼女の声。
鈴が鳴るようだった。

ケーキの味は、ここ最近食べたことがないくらい美味しい。
しばらくの間は夢中になってケーキをほおばった。
その間にマスターはコーヒーを淹れてくれていた。
急に漂ってきた香ばしい匂いに顔をあげると、マスターとあの女性が見つめ合っていた。

もしかしてこの2人・・
そう思わせるに十分な表情だった。
/175ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ