この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
忘れられない指
第5章 思いもよらぬ・・
孝明に連れられてまずは駅まで行き、踏切を渡って反対側へ、
そこから5分くらい歩いた住宅街の中に凌空の住まいはあった。
3階建ての、コンクリート造りのこじんまりとした賃貸マンション。
外観のおしゃれ度合いからして、家賃は高めだろうと想像した。
2階の一番手前が凌空の部屋だという。
孝明がチャイムを鳴らすとすぐドアがあいた。
「おう!来た来た!咲ちゃんいらっしゃい!」
トレーナーにスウェットパンツの、完全くつろぎルックの凌空が顔をのぞかせた。
「こんばんは。今夜は御招きありがとうございます。わぁ!・・おしゃれな部屋!」
孝明に背中を押され先に部屋に入ると、外観からの想像通り
おしゃれなワンルームだった。
結構広い。
はしたないと思いながらも部屋の隅々まで見入っていしまった。
「なんかぁ・・こういうデザイナーズっぽい部屋だとなんにも家具とか置かなくって
無機質な感じにするのかと思ったけど、そこそこ荷物があってなんかホッとするね」
自分と同じ、カラーボックスやハンガーラックが端に押しやるようにして
置いてあるのを見て、なんだかわからないが安心した。
そこから5分くらい歩いた住宅街の中に凌空の住まいはあった。
3階建ての、コンクリート造りのこじんまりとした賃貸マンション。
外観のおしゃれ度合いからして、家賃は高めだろうと想像した。
2階の一番手前が凌空の部屋だという。
孝明がチャイムを鳴らすとすぐドアがあいた。
「おう!来た来た!咲ちゃんいらっしゃい!」
トレーナーにスウェットパンツの、完全くつろぎルックの凌空が顔をのぞかせた。
「こんばんは。今夜は御招きありがとうございます。わぁ!・・おしゃれな部屋!」
孝明に背中を押され先に部屋に入ると、外観からの想像通り
おしゃれなワンルームだった。
結構広い。
はしたないと思いながらも部屋の隅々まで見入っていしまった。
「なんかぁ・・こういうデザイナーズっぽい部屋だとなんにも家具とか置かなくって
無機質な感じにするのかと思ったけど、そこそこ荷物があってなんかホッとするね」
自分と同じ、カラーボックスやハンガーラックが端に押しやるようにして
置いてあるのを見て、なんだかわからないが安心した。