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忘れられない指
第5章 思いもよらぬ・・
いまだに仕事のことを話してくれない3人から、聞きだす突破口を見つけた。
シマッタ!という顔の孝明。
他の2人はまるで他人事で、なんのフォローもしようとしない。
これはいけるか?と期待したが、
「まぁまぁ、まずはカンパイしようよ」
凌空にあっさりかわされてしまった。
「咲ちゃんのためにカクテル缶も買ってあるけどまずはビールで乾杯、で
大人にちかづいてください、ね!」
史彦が缶を開けて私の前においてくれた。
先週、あの日の夜、ビールを飲む練習をしておいてよかった・・と
缶を手にしながら薄く笑った。
シマッタ!という顔の孝明。
他の2人はまるで他人事で、なんのフォローもしようとしない。
これはいけるか?と期待したが、
「まぁまぁ、まずはカンパイしようよ」
凌空にあっさりかわされてしまった。
「咲ちゃんのためにカクテル缶も買ってあるけどまずはビールで乾杯、で
大人にちかづいてください、ね!」
史彦が缶を開けて私の前においてくれた。
先週、あの日の夜、ビールを飲む練習をしておいてよかった・・と
缶を手にしながら薄く笑った。