この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
忘れられない指
第6章 先が見えない・・
シークレットの前で、足は止まった。
やっぱり入ろう・・
今まで通り、明るい笑顔でただいまって、入っていこう。

孝明と顔を合わせても、普段通りに振るまおう・・

ガラン・・

カウベルを鳴らしてドアを開ける。
いちばん最初に目を合わせたのはもちろん、マスターだ。
優しい瞳が迎え入れてくれる。

「いらっしゃい!2週間来ないと心配しちゃうよ、なんかあったのかなって」

おだやかな髭面が安心したことを、私自身も確認できた。

「今日は遅かったじゃん」

マスターにばかり気をとられえていたが、
カウンターには凌空と史彦が座っていた。

「凌空さん、史彦さん、この前はありがとう。とっても楽しかったよ」

あの時、お礼を言ったけどこの2人ったら
たぶん眠ってしまって聞いていなかっただろうと、あらためてお礼を言った。

「孝明と2人で先に帰っちゃったの?ひでぇよぉ、オレのこと置いていっちゃってさぁ」


/175ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ