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泣かない!
第1章 殺す価値ありな男達
彼は私をお店の外まで見送ってくれました。少しだけ、一緒に歩くとお腹が痛いとうずくまります。
「だ、大丈夫?」
「―-ッ。あぁ先輩の売り上げに貢献するには飲むしかないから胃が痛くてね。指名が取れないうちの試練でもあるし、そうやって鍛えて上にあがるっていう事実もあるしさ。
……ごめん。男として失格だね。女の子に愚痴っちまうなんてな」
私は彼に番号を教えました。プリケーのです。

私は裏デリが終るとホストクラブに通いました。クローズまでいても1万ゼニかからなかったし、保険をガンガン使わないともったいないからです。

-*-
アパートには電話をしてから帰るルールでしたが、たまたま忘れたときがありました。健史は酔っていて、私を叩きました。「びびった俺を見るつもりだったんだろ!!」とタバコの火を腕に押し付けたり胸を爪で強く握られました。
私は……ホストに電話をしました。
即行で彼は仲間達と供に現れ―-。
健史をリンチにして、用意してきた黒い大きなポリ袋に入れたんです。
「な、何する気?」
「ゴミを捨てるんだよ!千鶴さんがこんなゴミのために身を粉にして働く必要なんてない!!女が必死で体張って稼いだ金でギャンブルした挙句に酒飲んで暴力するなんて人間じゃネェ!!」
「違うわ。スロットで稼いでくる日もあるの」

明け方、私は実家に戻りました。ホストたちの協力で荷物もすぐに運べたんです。市のDVシェルターに入ることを薦められました。体の傷をみればすぐに審査は受かると言われたんですが、この国では女性に対する男性の暴力は問答無用で……鉄板です。
※鉄板:生きたまま鉄板の上で*き殺す死刑で地獄踊りとも恐れられる
DVシェルターには警察に被害届を出して受理番を書く書類があるので……私には書けませんでした。私が帰る前に電話をしなかったという原因があったのですから。
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