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泣かない!
第1章 殺す価値ありな男達
いつものように事務所のあるマンションに向かうと……最悪でした……。事務所は火事になってたんです。摘発を逃れるためにしたんでしょうが、業者の男達は逮捕されました。原因は客のクレームです。裏デリは時短が鉄則だし、リピートを求めないので愛想なんてありません。女の子のサービスに憤怒した客が警察に届けたんでしょう。援交をした自分自身も刑に服する覚悟で私達を恨んだのだと思います。通報した人も数年は刑務所で重労働を余儀なくされるのに…。
あと私の個人情報の一部は業者の男達に知られています。警察で彼らが吐けば、私も……重労働5年以下です。被害届があるので懲役後の罰則まであると自宅で身を震わせていました。
警察からは何もありませんでした。新聞で読みましたが、裏業者たちは……私の知っているのは3人ですが…………。取調べの隙を見て3人とも服毒自殺したそうです。女の子達の情報は一寸の漏れもありませんでした。恐らくは小学生の子(初潮のない)もいたからでしょう。これでタレコミした客が刑に服するだけで事件は解決です。

裏デリ業者は、多く存在しますが……殆どが、知り合いの男と女達で組んで行商します。私はプリケーで連絡先を交換した男達と会う日々が続きました。ですが、連絡先を交換した男達はお金を持ってはいますが、『生本番』が条件です。たくみに協力できる資金は稼げますが、私の身体は限界に迫ります。
「千鶴さん。たくみ主任はNo9なんで、グレードの低いボトルの席には着けないお店のルールがあるんです。主任からは千鶴さんに無茶させたくないし、そっと見守ってくれだそうです。中央より少し壁際の席ですが、主任からこのボトルを千鶴さんに渡してくれって……なんでも出会って三ヶ月記念だからとかで……。僕達が相手ですけど、今日もクローズまで居て下さい」
たくみと一緒に楽しむにはより高額なお酒を注文しないといけなくなりました。新人さんはたくみが教育したらしく、そして出会って三ヶ月記念のボトルを私にくれたんです。私の身体を気遣ってくれている……。
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