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Natsukoi
第10章 花火大会
階段みたいなとこに座って、花火見物。で、少し静かになった時に…

「な、菜緒ちゃん?」
「ん?ちゃん?(笑)どしたの?」

耳元で、

「好きだよ。」

と言って、花火を見た。

菜緒は、真っ直ぐ花火を見てた。俺の手を握った手に力が入った。

成功したのかなぁ?

花火大会を終えて、ゾロゾロと歩く。

「悠翔くん?」
「は、はい?」
「私も好きだよ。」

菜緒が笑って言う。
菜緒が、初めての…って訳じゃないんだけど、それに近い(笑)
家に帰ったら、改めて言うけど(;^_^A

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