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Love Emotion
第5章 命の終わり



「おはようございます、お疲れ様でーす」
午前零時を少し過ぎた頃に病棟に上がると、準夜帯の看護師が最後のラウンドを終えたところだった。
「あ、三崎さん。おはよう。仁木さん頑張ってるよー」
準夜帯の看護師がそう言うのを聞いて、私はモニターを見た。
心拍数は五十台、血圧は六十台で経過している。
「サチュレーションが取れなくて、今、酸素十リットルまで上げてるの。尿量は全然増えてない」
「…そうですか…」
私は仁木さんのカルテに目を通した。
仁木さんの全身状態は緩やかに、だが着実に悪化の一途を辿っている。
(心拍数、血圧、サチュレーションの低下、手指にチアノーゼ、尿量は減少…。下顎呼吸は変わらず、意識レベルも落ちたまま変化なし。四肢、肛門の弛緩もあり…か)
はあ、と溜め息が漏れる。
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