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Love Emotion
第6章 おつかれさま
「…森山君…」
「え、ちょ…、大丈夫?」
「あ、うん。深夜明けで…、疲れてるのかな」
無理やり涙を拭って笑ってみる。
早く、早く家に入ろう。
鍵を差そうとするが、動揺で手が震えているせいで鍵穴に上手く入らない。
簡単な動作ができないことに焦り、余計に動揺する。
「あ、れ…。鍵、間違えたかな…」
下手くそに取り繕ってその場を凌ごうとしたが、無駄だった。
森山君の手が私の手首をそっと掴み、ドアノブから離す。
「…三崎さん、何があったの」
優しい声がじわりと耳に沁みてくる。
強張っていた心の片隅が、崩れる感覚がした。
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