この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Love Emotion
第6章 おつかれさま
担当が私じゃなかったら。
他の人だったら。
きっと仁木さんは、もっともっと穏やかな日々を過ごせたかもしれない。
ご飯を食べられたかもしれない。
寝たきり生活にならなかったかもしれない。
今更考えても詮無いことかもしれないけど。
でも。
仁木さんに私は必要ではなかったのだと、自分の無力さに悲しくなる。
「……その人、三崎さんが勤務の時に亡くなったんだよね?」
森山君が確認するように訊いてきたので、私はこくりと頷いた。
「…うん、そう」
「じゃあその人、三崎さんに看取られたかったんだね」
「え」
目を瞬かせる私に、森山君が穏やかな笑みを見せる。
/165ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ