この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
MY GIRL
第2章 出会い
少しでも近付きたいって女の子がとても多くて、蓮を巡ってよく家の前でもバトルが繰り広げられていて。
不法侵入が特に多くて怖かったんだよね。
なぜかあたしまで男の子に襲われそうになったしね。
お父さん、警察官なんだけど、一時期お父さんの同僚の方数人が警備してくれてたときがあったくらいだった。
だからついに2年前、これを機にとリフォームを決意した我が家。
小さな木造二階建てだったんだけど、セキュリティ万全な玄関、料理しやすいシステムキッチン、最新のお風呂、お父さんの同僚が仕事の関係でたまに泊まりに来られるから客室を数室、もちろんあたし達1人1人の部屋も作ってくれたし、セキュリティ万全。
さらに家の周りを柵と石段で固めて。
懐かしいな…大変だったよね。
そんな恋愛の中で”割り切る”ということを覚えたらしい蓮。
あたしと歳1つしか変わらないのにたくさんの恋愛経験を重ねてて、あたしにもたまに教えてくれる。
「姉ちゃん。顔だけよくてもだめなんだよ」
「俺達はその辺のやつらより綺麗に産んでもらえてるからいろいろ狙われやすいんだからな」
「ただ見た目だけで近付いてくるやつはやめとけ、ろくなやついなかった」
「ま、俺は分かって利用させてもらってるんだけどね。姉ちゃんもそうすれば?せっかく可愛いんだから」
蓮は、どうにかして蓮と近付きたい女の子達と期間限定の”お試しお付き合い”をしているらしい。
1週間お試しで付き合って、蓮が気に入れば家に招かれるし、気に入られなければ終わり。
絶対それ以上の関係を求めない、あくまで”お試し”。
もちろん中には身体の関係を含む人もいて…
今日の人は、蓮に気に入られた身体の関係もある人なんだろうな。
…我が弟ながら恐ろしいなと思う。
まだ中学生だよ?中学3年生だよ?
今はもう家を出てるお兄ちゃんも、小学生の弟の巧もだけどどうしてそんなに達観してるんだろう。
あたしもそれくらい図太く生きれたらいいんだけど…
あたしは、まだ恋愛に夢を見てる。
運命の人はいるって信じてる。
平和な日常を過ごしていたあたし達の前に突如現れた、居候の高宮さん…
この出会いが、運命を変える…?
不法侵入が特に多くて怖かったんだよね。
なぜかあたしまで男の子に襲われそうになったしね。
お父さん、警察官なんだけど、一時期お父さんの同僚の方数人が警備してくれてたときがあったくらいだった。
だからついに2年前、これを機にとリフォームを決意した我が家。
小さな木造二階建てだったんだけど、セキュリティ万全な玄関、料理しやすいシステムキッチン、最新のお風呂、お父さんの同僚が仕事の関係でたまに泊まりに来られるから客室を数室、もちろんあたし達1人1人の部屋も作ってくれたし、セキュリティ万全。
さらに家の周りを柵と石段で固めて。
懐かしいな…大変だったよね。
そんな恋愛の中で”割り切る”ということを覚えたらしい蓮。
あたしと歳1つしか変わらないのにたくさんの恋愛経験を重ねてて、あたしにもたまに教えてくれる。
「姉ちゃん。顔だけよくてもだめなんだよ」
「俺達はその辺のやつらより綺麗に産んでもらえてるからいろいろ狙われやすいんだからな」
「ただ見た目だけで近付いてくるやつはやめとけ、ろくなやついなかった」
「ま、俺は分かって利用させてもらってるんだけどね。姉ちゃんもそうすれば?せっかく可愛いんだから」
蓮は、どうにかして蓮と近付きたい女の子達と期間限定の”お試しお付き合い”をしているらしい。
1週間お試しで付き合って、蓮が気に入れば家に招かれるし、気に入られなければ終わり。
絶対それ以上の関係を求めない、あくまで”お試し”。
もちろん中には身体の関係を含む人もいて…
今日の人は、蓮に気に入られた身体の関係もある人なんだろうな。
…我が弟ながら恐ろしいなと思う。
まだ中学生だよ?中学3年生だよ?
今はもう家を出てるお兄ちゃんも、小学生の弟の巧もだけどどうしてそんなに達観してるんだろう。
あたしもそれくらい図太く生きれたらいいんだけど…
あたしは、まだ恋愛に夢を見てる。
運命の人はいるって信じてる。
平和な日常を過ごしていたあたし達の前に突如現れた、居候の高宮さん…
この出会いが、運命を変える…?