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MY GIRL
第16章 東京
犯した時…必死で抵抗しながらも出してた、甘くてエロい声。

あれが、同意の上だったら…

「あったぁ!…あ?」

ゴン。

顎に鈍い痛みが走る。

勢いよく上体を起こした美咲の背骨に、顎を強打した…

「いってぇ…」

「あは、何やってるの蒼汰大丈夫?食べよーっ」

何事もなかったかのようにイヤホンを耳にはめ直してポテトチップスの袋を開ける美咲。

…はぁ。

アホな事考えてたから…天罰が下ったか。

「早く会いたいなぁ…」

「いつぶりだっけ?」

「2ヶ月ぶり。今の時期って新入社員の対応で忙しいんだってー」

…ほんとかな。

実は浮気してたり…

…ないか、大樹さんに限ってそんな事。

もし大樹さんが他の女に靡いてたら、美咲の事掻っ攫ってやんのにな…

美咲以外絶対に有り得ない、って人だからな。

「もし大樹さんに浮気されてたら、俺が体使って慰めてやるから。俺の胸はいつも美咲限定で空いてるし?」

「結構ですぅ」

おぅ、即答ですか…マジなんだけどな。

「でも、浮気…かぁ。あのね、疑ってる訳じゃないんだけど…いくら女嫌いの大樹でも、綺麗な女の人見たらそういう気持ちになっちゃうのかな?って思うの。…他の女の人に、靡いちゃうのかな…」

…あんだけ愛されてて何言ってんだこいつは。

ムカついたから、少ーし意地悪を言ってみた。

「あー…まあ、東京の女は美人ばっかだからな。靡いても無理ないんじゃね?会社や大学にも女はわんさかいるんだろうし」

有り得ないだろうけど。

「…、ええー…」

泣きそうに顔を歪ませる美咲。

「だって大樹さんだって健全な男だぜ?しかも人一倍性欲強いんだろ?味見したくなるんじゃん?東京の女」

味見どころか見向きもしてないと思うけど。

「っでも…約束、したもん。お互い浮気しないって…」

「口約束なんて簡単に破られるぞ。あっちの様子が分かる訳でもないんだし」

「…っ何でそんな事言うの…?」

「今時浮気も不倫も多い世の中だからな。真実を言ってやってんの」

ぶわっと溢れた美咲の目からの涙。

キリッと心が痛んだけど、更に言葉を重ねる。

「…大丈夫だ、美咲。大樹さんを失っても、お前には俺がいる。もし浮気されてたら、ラブホでたっぷり慰めてやるから安心しとけ」

「…っ!?や…」


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