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MY GIRL
第21章 新しい仲間達
「あっそれいいな!俺映画監督になればよかった」
「何でそうなんだよ」
「だってキスシーンいっぱい見れるじゃん?」
「女と遊べなくなんぞ」
「それは困る!」
「じゃあAV監督にでもなれば」
「自分を安売りしてる女には興味ないかなぁ」
「…お前の女の基準がマジで分かんねぇわ」
「キスシーンと言えばさぁ、…」
…何の話してんだこいつら。
今まで観た映画の中で一番よかったキスシーンについて話してる2人。
グダグダだな!
呆れつつも、本来する筈の話題からかけ離れた会話に俺も交ざってる。
やがて、
「俺ら何3人して突っ立ってんだよ、座ろうぜ」
となり、ソファーへ向かった。
きょろきょろ辺りを見渡しながらソファーを素通りする健。
「何…何探してんの健」
「麻友。どっかに隠れてないかなーって」
「隠れてる訳あるか、バカ。おい、戸棚なんかに隠れてる訳ねぇだろうが!」
「えー有り得るよ?あの小ささなら」
「有り得るかバカ!バイト行ってんだよ、15時上がりだつってたからそろそろ帰ってくんじゃねぇかな」
「ふーん。俺殺されるかな…」
「…っふ!1回殺されてみれば?」
ドカッとソファーに腰を下ろしてケラケラと笑う翔。
人ん家の冷蔵庫を躊躇いなく開けてジュースを取り出す健。
あぁ…腐れ縁だつってたもんな。
ため息を吐いて翔の隣に腰を下ろし、感じた疑問を口にする。
「麻友って誰?」
「…ん?俺の愛しの彼女〜。麻友、蒼汰気に入るかな?なぁ、どう思う健」
「ん?んー…まぁ俺よりは嫌われないと思うけどね」
言いつつリンゴジュースらしきものを渡される。
「…ありがと。嫌われてんの?健」
「嫌われてるっつーか…犬猿の仲だよな」
「えぇ、俺麻友大好きなのにな〜」
「お前が女好きな所が嫌いなんだよ麻友は。女好きやめれば好きになって貰えるんじゃね?」
「え〜?女好きは俺のステイタスだもん。女の子は皆可愛いもーん」
「…さっきあの子達にあんな反応したやつが何言うか」
「あんなの女だと認めない」
…謎。
「とにかくお前は女遊びが酷すぎんの。ちょっとは加減しろ」
「え〜?じゃあ誰か1人に本気になればいい?麻友奪っちゃおっかな」
「…んー?麻友に手ぇ出すなら黙ってられねぇなぁ…」
作り笑いで見つめ合う2人。
「何でそうなんだよ」
「だってキスシーンいっぱい見れるじゃん?」
「女と遊べなくなんぞ」
「それは困る!」
「じゃあAV監督にでもなれば」
「自分を安売りしてる女には興味ないかなぁ」
「…お前の女の基準がマジで分かんねぇわ」
「キスシーンと言えばさぁ、…」
…何の話してんだこいつら。
今まで観た映画の中で一番よかったキスシーンについて話してる2人。
グダグダだな!
呆れつつも、本来する筈の話題からかけ離れた会話に俺も交ざってる。
やがて、
「俺ら何3人して突っ立ってんだよ、座ろうぜ」
となり、ソファーへ向かった。
きょろきょろ辺りを見渡しながらソファーを素通りする健。
「何…何探してんの健」
「麻友。どっかに隠れてないかなーって」
「隠れてる訳あるか、バカ。おい、戸棚なんかに隠れてる訳ねぇだろうが!」
「えー有り得るよ?あの小ささなら」
「有り得るかバカ!バイト行ってんだよ、15時上がりだつってたからそろそろ帰ってくんじゃねぇかな」
「ふーん。俺殺されるかな…」
「…っふ!1回殺されてみれば?」
ドカッとソファーに腰を下ろしてケラケラと笑う翔。
人ん家の冷蔵庫を躊躇いなく開けてジュースを取り出す健。
あぁ…腐れ縁だつってたもんな。
ため息を吐いて翔の隣に腰を下ろし、感じた疑問を口にする。
「麻友って誰?」
「…ん?俺の愛しの彼女〜。麻友、蒼汰気に入るかな?なぁ、どう思う健」
「ん?んー…まぁ俺よりは嫌われないと思うけどね」
言いつつリンゴジュースらしきものを渡される。
「…ありがと。嫌われてんの?健」
「嫌われてるっつーか…犬猿の仲だよな」
「えぇ、俺麻友大好きなのにな〜」
「お前が女好きな所が嫌いなんだよ麻友は。女好きやめれば好きになって貰えるんじゃね?」
「え〜?女好きは俺のステイタスだもん。女の子は皆可愛いもーん」
「…さっきあの子達にあんな反応したやつが何言うか」
「あんなの女だと認めない」
…謎。
「とにかくお前は女遊びが酷すぎんの。ちょっとは加減しろ」
「え〜?じゃあ誰か1人に本気になればいい?麻友奪っちゃおっかな」
「…んー?麻友に手ぇ出すなら黙ってられねぇなぁ…」
作り笑いで見つめ合う2人。