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MY GIRL
第7章 愛、芽生える
「お仕置き…決定な?」

見とれるほど甘い笑みを浮かべて囁かれた。

「まだ食い足りねぇし…もっと美咲のエロい顔見てぇし声聞きたい」

「え、大樹…っ」

「拒否権なし。俺の気が済むまで抱かせて貰うから…」

「あの…、っあ!」

あたしの両足を肩に担いで中を舐めてきた大樹。

「いやぁあ!っも、ぁ…っ」

ドクン、と身体を突き抜ける強烈な快楽。

もう、身体が限界なのに。

でもこの快楽を与えられたら。

大樹から与えられる快楽を知っちゃったら。

あたしは抵抗なんて出来なくなるんだ。

抵抗してても、形だけ。

本心では、もっとしてほしい、…って思ってる。

それを大樹も分かってるから…

あたし…いつからこんなエロい子になっちゃったんだろう。

抱かれれば抱かれるほどエロくなっていってる気がするし、大樹の激しさも増していってる…

もう、後戻り出来ない。

元のあたしに戻る術を知らない。

ならとことん、溺れよう。

大樹からの無限の愛を、受け止めよう…

「…して?」

自分のを持ってあたしを見つめる大樹に笑顔を浮かべ素直に従う。

付き合ってる内に分かってきた、大樹の人間像。

本当に、大樹は女嫌いなんだ。

お昼休みに大樹の教室に行った時、大樹の席にいる2人を見てしばらく動けなくなった。

一生懸命自分をアピールしてる女の子。

人がたくさんいる教室で堂々と告白するあの子もすごいと思ったけど、全くと言っていいほど聞いていない大樹も凄かった。

そして気付いた。

聞いていないんじゃなくて、聞こえていないんだ。

それは、耳が悪いとかではなく。

何ていうんだろ…教室の雑音と同じ?

聞いてるようで、聞こえてない。

耳に入れることすら許してない…

全く反応しない大樹に痺れを切らしたのか、女の子は泣きそうになりながら去っていって。

それでも変わらず何かを書き続ける大樹を呆然と見つめていた。

そしたら男の先輩達から声をかけられて、囲まれて困ってたら大樹が来てくれたんだ。

そして何より、大樹は欲に忠実だ。

全校生徒の前では絶対にそんな素振り見せないけど、あたしの前ではものすごく甘えてくる。


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