この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
遅すぎた恋
第1章 失恋を癒すのは…



「こんばんは〜!お姉さん。」



…やっぱり…



「こんばんは…どうしたの?」


「名前…聞きたくて。」


「えっ?聞いてどうするの…?」


「どうもしないですよ…いつまでも
お姉さんって呼ぶの嫌だから。それだけ。」


「名前を聞くときは…」


そう言いかけると…




「俺、神崎飛鳥。…自分から名乗れ?でしょ?」



電話の向こう側でフフフと得意気に笑っている。



「…ハァ。…二宮 桜。」


「桜さん!!可愛い名前っ!」


「…どうも…」



…コートを返すまでよ。辛抱…辛抱。




「桜さん…デートしてよ。」





…は?は?
何て?


…この子は何を言っているのかしら?

聞き間違い…じゃないわよね。


「コート返す時にお礼として俺とデートね!

よろしく!さ・く・ら・さん!」




私が何かを言う前に、もう電話は切られていた。



「デートって…何言ってるの…あの子…」
/81ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ