この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
遅すぎた恋
第3章 高校生の頃の恋愛って…



次の日の朝…

飛鳥君からのメッセージはなかった。


メール1通で一喜一憂するなんて
…高校生かと突っ込みを入れたくなる。






朝から思い出すのは、あの切なそうな顔と…
明らかな女物の香水の匂い。


何をしてきたのか…


そんなの三十路を目の前の女ならすぐにわかる。





…私以外にも女がいる。

その事実。



いや…私は彼女でもなんでもない。


混乱しかけた頭をブンブンと左右に振り
自分の頬を軽く叩いた。






朝の通勤と通学時間は同じなようで
朝っぱらからくっ付いて離れないカップルを何度も見る。



高校生とはこんなもの。


嫌でも実感しなければならない。
彼だって引っ付きたいお年頃。

そう思うほかなかった。






雑誌で読んだことくらいはある。
1日メール100件とか…
毎日電話とか…

休みのたびにデートとか…



四六時中相手を感じたいのが高校生だ。

社会人になれば自分の時間がほしいし…
1人にだってなりたい…。



私と彼との間は…

空きすぎている…ような気がする。
/81ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ