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第6章 密室・監禁

「おはよー蘭ちゃん　熱大丈夫？」
「あ・・・うん」
昨日のことは触れないでくれるんだ。
確かに優しい。
「本当にありがとう光くん」
「え？なんのことー？」
行っちゃった・・・

「蘭！一時間目体育だけど・・・
どうする？」
「あ、着替え・・・トイレ行こうかな」
「待ちなさい！蘭さん、ちゃんと更衣室で着替えなさい」
「え・・・はい先生」
「蘭！」
「いいよ・・・時間ずらすから」
「あ、そうだ蘭さん。今日日直だろう？準備を頼む」
「はい！」
時間ずらせないや。仕方ないか。
「蘭。俺の裏で着替えろ」
「ありがと、誠」

良かった・・・誰にも見られなかった。
「じゃあ先に行くね！」
体育倉庫って薄暗いし、奥の準備室とか狭すぎ。人二人がギリギリ。
「あれ？もう一人の日直・・・」
「俺だよ♪」
「瞬くん・・・！」