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第2章 ルームメイト

部屋についた。
さっきのことを思い出すと、悲しくて
。誠くんに助けてもらって、安心して。また泣いちゃうーーー

「ひゃっ」
誠くんが私を抱きしめた。
「ごめんな・・・俺がそばにいてやれば良かった。」
「そん、な。誠くんは悪くない。私が部屋を間違えたから。」

「俺・・・お前を今日助けられなかったら・・・一生後悔した。」

え・・・？

「小学生のころみたいに。俺、お前を守れなかったら・・・！」

し、小学生？

「小学生のころ、お前女子にいじめられてた。男子がかばって・・・さらにエスカレートして。俺はお前を守れなかった！」
「誠くん、お願い。自分を責めないで！」
「ダメなんだよ！俺は、俺は」

誠くん・・・？

「俺はお前が、大好きだから。」