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息のかかる距離
第13章 結果的に
たらふく説明求められ
冷や汗かきながら
自分擁護をしたみたい
退社時間も押し迫った頃真っ青な顔で帰って来た
そして内線で
香奈を呼びつけた

「何でしょうか?」
「河井がここに来なければ、私の左遷はなかった、覚えておけよ…クビも同然、お前のように奴は…こうしてやる」

周りの空気が…凍りついた

平手打ちが飛び
足蹴りされ床に倒れてもなお、蹴り上げられた
課長は、退社

香奈も席に戻り
帰り支度をした

隣から「大丈夫?社長には…」
「あの社長血がのぼりやすいから、言わないで
私は転んだだけ」

「皆さんお騒がせしました。お先に失礼します」
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