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Toy Girl
第2章 Lesson2
あっちゃんはキスを繰り返す。
抽送を繰り返しながらも何度も何度も舌を絡ませては「可愛い」と囁く。
その甘さに私が塗り替えられていく。


「アアッ・・・ダメ・・・お願い・・・」


お腹に積もった快感は私を高みへと押し上げていく。


「お願い?・・・イキたい?」


耳元で囁かれるとゾワゾワして身体が跳ねる。


あっちゃんの腰は力強く容赦ない。
私を弾けさせるため、奥へ奥へと突いてくる。


「お願い・・・お願い・・・」


うわ言を繰り返し、枕に頭を擦り付けるように首を振る。
理性なんて既になかった。
もっと気持ち良くして欲しかった。


軋むスプリングとあっちゃんの息。
知らない部屋、暗闇・・・
それらは私を壊すのに十分な要素でもあった。


恋人以外と寝るなんて有り得ないと思っていたのに流れはどうであれ、私は今日会ったばかりの男に犯されている。
そして今までにない程感じて乱れて・・・


そんな自分の現状にも興奮していたのかもしれない。




寮母としての初めての夜・・・



「あっ、あっ、アッ・・・イク・・・」


「イク?」


「イっちゃう・・・ダメっ・・・!アアアアアッ!!」



愛のないセックスで、私は初めて会った男に逝かされた・・・





ギュウギュウと膣があっちゃんを締めている。
気持ちいい・・・気持ちいい・・・
涙が一粒零れ落ちた。



「僕の勝ちだね、明日花ちゃん本当に可愛い」


嬉しそうなあっちゃんの声・・・
女としての悦びと人としての罪悪感、でもそんな気持ちもまだ達してないあっちゃんによってぶち壊される。


その夜の私はおかしくなったんじゃないかと思うくらい感じた。
この部屋が防音である意味を早くも知った。


それが私の「トイガール」としての初めての夜だった。






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