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Toy Girl
第2章 Lesson2
「では明日」


「おやすみなさい」


気持ちのない礼をして寮の鍵を開けるとすぐテレビを付けた。
ミュージックアワーはもう始まっていて、brightインタビューを受けていた。


『brightの皆さんは寮生活をされてるそうですね』


『いつも一緒ってのも辛いですよね』


『辛いの?』


『辛いです』


メインで喋るあっちゃんと下中さん、それを聞いて三人は笑ってる。



「・・・全然仲良さそうじゃん」


寮ではあんなに雰囲気悪いのに。


『食事とかどうしてるの?』


『煌翔が料理上手いんで煌翔担当です』


『何が得意なの?』


『はい、えっとパスタとか・・・意外と和食も得意ですね』


『和食!?和食作るの?』


『作ります作ります、出汁取ったり全然しますね』



インタビューは始終和やかで、後ろから無愛想な二人も時々絡む。
そして彼らの歌になった。
アイドルスマイル全開のあっちゃんに普段より全然笑顔な下中さん、変わらず爽やかな煌翔くんにクールな篠崎さんと木下さん。


テレビの中の彼らは悔しいけど輝いていた。


「何か不思議・・・」


寮では問題児の塊みたいなのに。
誰もが覚えられそうなキャッチーな楽曲は耳に残り口ずさんでみたくなる。


ファンの女の子たちの歓声とアイドルとしての彼らが異次元のものに思えた。






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