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Toy Girl
第2章 Lesson2
「・・・そんな顔しないで?折角の可愛い顔が台無しだよ。僕は明日花ちゃんの気持ち良さそうな顔が見たいのに・・・」


奥まで私に挿入ったとこであっちゃんが息をつく。
気持ち良さそうな表情なんて・・・できる訳ない


「そうだ・・・じゃあ賭けない?」


余りに頑なな私にあっちゃんが言った。


「明日花ちゃんがイかなかったら僕はもう夜ここに来ない。・・・トイガールはこの部屋でしか相手しちゃダメだから」


それはこんな事もうされないということだろうか。


「でももし君がイったら・・・僕だけの君にする」


「僕だけのって・・・」


「brightの中で明日花ちゃんに興味があるのは僕だけだ。ユウくんも木下くんも君は論外みたいだし、さっちゃんは夢見るチェリーちゃんだからきっと手は出せない・・・キラトはこのシステム自体を嫌ってる。だから君がここにいる間は僕だけのオモチャだ・・・どう?」



そんなこと聞かれても困る。
何も答えずただ震える私を見てあっちゃんは都合良く解釈したのか・・・



「じゃあ決まり」


そう言って私の頬を撫でた。


「好きだよ明日花ちゃん、お願いだから怖がらないで」


そしてキスをする。
それは愛情と思えるほど優しくて不覚にも心が緩みそうになった。


あっちゃんは私の中に挿入ったまま今だ動かない。
ただ優しいキスを繰り返していく。
感じまい、呑まれまいと自分を強く持ってたはずが、繰り返されるキスに次第に身体が、意識が溶けていく。


「可愛い・・・」


私を褒め、唇が肌を這う。
暗闇にキスの音が響いて・・・


キモチイイ・・・
でもそう感じていることに気づいてない。
私は私を守っているつもりだったけど、身も心もあっちゃんのペースだった。


そしてゆっくりとあっちゃんが動き出す。
初めは動いてることも分からないくらい小さく、次第に長く。



「んっ・・・んっ・・・」



心地良い快感がどんどんお腹の中に溜まっていく。


「綺麗だよ明日花ちゃん」


時間を掛けながら、あっちゃんの腰が強くなる。



「アアッ!あんっ・・・!」


「本当に可愛い・・・」



何が何だか分からなくなって・・・こんな事初めてだった。
それは今までのどのセックスより気持ち良かった。






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