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先生、早く縛って
第8章 他の子に触らないで
今まで先生のことを想ってドキドキいっていた私の心臓が、今度は違う理由でバクバクと音を立てる。
これ……いつから?
先生への想いを募らせて……こっそり追い掛け回していた頃は、こんなの無かったはずだ。
もしかしてこの間の、この中でしていた行為をこの穴から誰かに見られていたら……?
先生に早く知らせなきゃ!
その時……慌ててノックをしようとした私の耳に、話し声が聞こえてきた。他にも誰かいる……? それは女性の声で……
もしかしたらまた告白されているのかも。
でも私には、それだけじゃない何かイヤな予感がしていた。そうだ。このテープをめくれば中が見えるんじゃないのかな……
先生の姿を盗撮していた私が偉そうなこと言えないけど……でも、私はこんな仕掛けをしたりしたことはなかった。あくまでも自然に、目が届く範囲でだけ……っていのがこだわりだったから。