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先生、早く縛って
第11章 お仕置きをはじめよう

「う……はい……」

調子になんか……

いや、乗ってました……

がっくりと肩を落とす私。

でも、その様子を見た先生は、私のほっぺを右手の親指と人差し指で挟んでプニプニしながら微笑んでくれる。

な、なに……?
こんなことされるの初めてだ。
なんか先生の表情が優しくて……うれしい……かも。

だけど先生は、それから前を向いて……私が寂しくなるような話をし始めた。

「それはそうと……もう学校で俺に話し掛けたり、一緒に帰ろうとしたりするな」

え……?
ムキになっちゃって、誰が見てるかも分からないのに一緒に帰ろうとしたのは反省してるけど……もう、話しかけてもいけないの?

なんで、急にそんなこと……

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