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先生、早く縛って
第16章 つながりたくて

「どうした、結衣。もうポイが破れかけているのにまだ一個も取れてないぞ?」

先生を見ると、多分リモコンを持っている右手をズボンのポケットに入れて、不敵な笑みを浮かべていた。

う~! 絶対すくってみせるんだから!!

自分で言うのもなんだけど、そこから私は驚異の集中力を見せて……ボールを2つゲットしていた。

そして、また二人は歩き出す。

先生は、私の願いを聞き入れてローターのスイッチを切ってくれていた。
だってデートに集中したいんだもん。

「得意だと言うだけあってすごかったな。あのポイの状態で、クリにローター当てながら2つも取れる女子高生は結衣しかいないだろう。それも、1つじゃなくて2つだ。玩具責めされながら……感心したよ」

「も~! さっきから何度もやめてくださいっ。その、クリとか……玩具とか……」

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