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先生、早く縛って
第16章 つながりたくて

スイッチは切ってもらっても、先生の言葉での責めは続いている。

そして、そんな状況に私はすごくドキドキしてしまって……

さらに先生は、ご褒美だと言って私がずっと気にしていたチョコのクレープを買ってくれて。

ドキドキの次はキュンキュンだ。

「先生、クレープ、どうして……」

「石塚の家に着いた時から見てただろ? なのに腹減ってないとか言って……結衣はいつになったらちゃんと言えるのかと思って待ってたんだけどなぁ。まぁ、これはご褒美だ」

分かってたなら言ってくれればいいのに……

なんてツッコミはできるはずもなく、それに先生の優しさが本当にうれしくて……私はいつの間にかお祭りデートを心から楽しんでいた。

そしてクレープを食べ終わった時、ちょうど花火が始まった。

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