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先生、早く縛って
第2章 愛奴のデート?
確かに黒い車なんだけど、白い天井で横にも白いラインが入っていて……なんだかミニカーみたいに可愛くておしゃれな、多分、外国の……映画とかで見たことのある……
こんな車にまさか先生が……と思って中を覗くと、私の大好きなあの先生が軽く手を上げていた。
すごくかわいくてオシャレな車で……なんか意外。
学校では、プライベートなことなんて想像もできないぐらい冷たい雰囲気の先生。
そんな先生も、お休みの日は普通の20代の男の人なんだなぁ……なんて、私はとても不思議な気持ちになっていた。
やっぱり、このかわいい車で大人の女の人とデートしたりするんだろうか……
せっかく会えたのにそんなことを考えてしまう私。
そんなこと言ってる場合じゃないよね……
親指のことをちゃんと謝らないといけないし、それに、先生に早く好きになってもらえるようにとにかく頑張らなくっちゃ!