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先生、早く縛って
第17章 思いきり抱いて
……肩幅に開かれて固定された足。
少し薄暗い部屋の照明の中で浴衣の裾から見えるそれは、妙に白く艶めかしく見えた。
濡れ切ったパンティが浴衣の外に触れ、ひんやりとした空気を感じる。
「あっ……」
その空気の感触に思わず声が漏れてしまう。
どうしよう……やっぱりドロドロなんだ……
そして、バンザイの形に上げられた両手首を手枷にそれぞれ繋がれると、その格好は想像通り無防備で恥ずかしくて……
拘束された手首を思わず見上げると、髪を飾ったままのキラキラの葡萄がシャランと音を立てた。
「あぁ、そうか」
その音に気付いた先生は、私の頬を軽くなでてからその指を髪の方に滑らせて丁寧に髪飾りを外す。
鏡に映るその指先は、着物を脱がす時と同じくらいに優しく……器用に無駄がなく動いて。小さなピンが外されるたびに私は解放感に包まれる。
そして暫くたつと、私のストレートの長い髪が肩や胸の上を黒く覆っていた。