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先生、早く縛って
第17章 思いきり抱いて

その髪を払い、時には手で梳かすように先生の指が優しく触れ、私は吐息を漏らす。

「はぁっ……先生……」

それだけのことなのに感じてしまって……
何だかもう、堪らない。

「さぁ、結衣……今からは、愛奴は愛奴らしくご主人様の言うことを聞くこと……それでいいんだよな?」

愛奴……ご主人様……
本当に、今から始まるんだ……

身動きの取れない姿で服従を誓う。
それは特別な時間の始まりを意味していた。

「返事は?」

「……はい」

「結衣はこれを望んでたんだよな?」

「はいっ……」

「……次はギロチンを使おうな?」

「えっ……?!」

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