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先生、早く縛って
第24章 愛の才能

簡単に言えば、女性を拘束して辱めること……
そして快感に身悶える姿には興奮するが、血を見るようなプレイや女性の苦痛に満ちた絶叫を俺は愉しめなかった。
しかし蓉子は、俺のそういう部分が物足りないようだ。
この間などは乳首を針で刺すように懇願されて……
それと比べれば鞭などどうと言うことはない。
俺はそれに手を伸ばした。
ピシッ……ビシッ……
「はぁうっ……!」
被虐的な快感を高めていく蓉子の尻に、紅く散っていく紋様……
ギロチンに繋がれ、鞭打たれて陶酔する女。
蓉子を酷く打ち付ければ打ち付けるほど冷めてしまう俺にとって……その姿は、何か別の世界のことのように思える。
俺は蓉子の快楽の為だけに、鞭を振るい続けた。

