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先生、早く縛って
第25章 変態王子?!
一応は名門校と言われる大学でミスキャンパスにも選ばれた香里が、実は様々な男たちに玩具のように扱われることが好きな性奴隷だとは誰も思わないだろう。
その可愛らしい唇から零れ出る卑猥な言葉……初めはそのことにも興奮したものだが、どんなにプレイで盛り上がったとしても結局、俺の代わりは誰かいるのだろうと思うと……虚しさも少々感じるようになっていた。
それでも、良く言えたな……と頭を撫でてやると、嬉しそうに微笑む香里。
笑っていられるのもきっと今のうちだろうが……
そのまま俺たちは、今日の目的地である都会の真ん中にあるビルの屋上に備え付けてある観覧車に向った。
その観覧車は、ビルに備え付けられているだけあって一周10分程度の小さなものだ。
しかしゴンドラはシースルーになっていて、その景色の良さと街中にあるという利便性のおかげでとても人気が高い。
シースルーとは言っても、底面はさすがに透けてはいないが、底面もとても小さく作られていて……それはガラスの小箱に閉じ込められたような空間だった。
これからの時間ならビルの間に沈む夕陽が綺麗に見えることだろう。