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第25章 変態王子？！

ジュポッ……ジュポッ……と口もとから聞こえる激しい音に混じって、グチュッグチュッという肉と玩具が混ざり合う音も聞こえる。

普通のフェラチオとは違い、このままイラマチオをしていれば俺の方が先に達してしまう可能性が高い……そしてさっさと降りて帰って行ってしまうかもしれない。

そんな焦りが香里を追い詰める。

でもそれは、香里みたいな女にとって快楽の極上のスパイスになるようだ。
奥にバイブを突き入れるたびに、もう全身がわなないている……

なんだ、簡単にイきそうだな……そして俺も。

喉深くにペニスを突き立て、俺がその液体を香里の中に吐き出すのと同時に香里も達していた。

「あ……あぁ……あ……ああ……」

間一髪、間に合った香里は、服装を整え終わった俺の後に続いてゴンドラを降りる。

でもその姿は……口もとには白い液体が大量にこびり付き、その身体はオーガズムの余韻で小刻みに震えている。そして手にはパンティとバイブを抱きしめるように持っていた。