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先生、早く縛って
第28章 夢の途中

さらに歩くと市民病院が見えてきた。
すると、その近くにある川沿いのベンチに石塚が両手で頭を抱えるようにして座っている。

「よう……石塚……久しぶりだな」

あまりにも久しぶりに会う石塚に……どう声を掛けたらいいのだろう?

考えた挙句、俺は戸惑い交じりにそう声を掛けていた。
いつもの石塚なら、倍返しといったリアクションで明るく俺を出迎えてくれるだろう。

しかし、顔を上げた石塚は以前よりも少しやつれ、その声にも元気はなかった。

……胸騒ぎがする。

「あぁ、一海……行くぞ……早く」

「……どうした、お前……顔色悪いぞ?」

「それより早く行こう……歩きながら話すよ。時間が無い」

フラリと立ち上がった石塚がよろめいてベンチに手を突く。
かなり体調が悪そうだ。

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