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先生、早く縛って
第28章 夢の途中

「昨日、逮捕された……芸能事務所の社長の事件……あれに出てくるアイドルの卵のうちの一人が……凛なんだよ」

事件……? アイドル……?

俺は凛が亡くなってから、新聞もテレビも目にしてはいなかった。凛のことで頭がいっぱいだったのだ……

力なく首を振る俺を見て、石塚が事件の概要を説明してくれた。

――ある芸能事務所の社長が逮捕された。
その容疑は、所属のアイドルたちの肉体を客に斡旋した罪だ。売春を斡旋……そう報道されたが、彼女たちが売春をしたかった訳ではない。この社長によって……要は枕営業、性接待をさせられていたというのだ。

そして報道された以外にも陰の被害者がいた。

それは、その事実に苦しんで……肉体的、精神的にバランスを崩し、最終的に死に追いやられた……凛のことだ。

「お前と別れてすぐ、スカウトされたらしいんだ。みんな反対したんだけど……夢を叶えて見せるって、凛のやつ、ムキになって」

テレビに出てみたいなんて、言ってたな……凛。
でも俺が隣にいればこんなことにはならなかった筈だ。

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