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先生、早く縛って
第28章 夢の途中

あの日、俺の馬鹿な勘違いのせいで俺のもとを離れてしまった凛。

そしてただがむしゃらに夢を追い求めてしまった……

俺は怖気づいて迎えにも行かず、そんなことが起きていることにも気付けずに……。

「……殺してやる」

生まれて初めて俺の心にわき上がった感情だった。
その社長とやらを……いや、自分自身を?

あの気丈な凛がそんなことをさせられるなんて……どれほど言葉巧みに、どれほど酷いやり方で凛のことを絡め取っていったのか。そしてそれは凛だけではなく幾人もの、志を持った少女たちを食い物にしたのだ。

人の夢に乗じて、自分の利益のために徹底的にしゃぶり尽くすその邪悪さに、俺は吐き気を憶えた。

赦せる訳がない……! 凛の死との因果関係が認められなければ、そいつは……すぐに出所してのうのうと暮らしていくのだろう。

俺はいつの間にか跪き、拳を握りしめたまま地面を見つめ続けていた。

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