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先生、早く縛って
第1章 本気を見せろ
「性癖か……俺はサディストだ。普通のセックスにはあまり興味が無い。女性を辱める行為にしか興奮しない……わかるか?」
桜井先生がサディスト……
サディストって、SMのSをする人だよね……?
クールで謎めいているとは思ってたけど……
見た目は王子様みたいにカッコよくて、爽やかな先生がSMだなんて……超意外。
でも今日は、先生の意外な素顔まで知ることができて……
私はもう後戻りなんか出来ないと思っていた。
女性を辱める、か……
だったら私にできることはアレしか思い浮かばない。
意を決して、実験用のテーブルに上がり先生の目をじっと見つめる。
そしてそのまま、私はゆっくりと足を開いていた……
「先生、私……先生のことを考えながらオナするから……そこで見てて下さいっ……」
恥ずかしい……!
恥ずかしいけど……そういう、恥ずかしがる女の顔を見るっていうプレイもあるんだよね?
お兄ちゃんがベッドの下に隠し持っているSM雑誌は、私の隠れた愛読書でもあった。
それがこんなこところで役に立つとは……