パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第38章 先生、早く縛って

先生を見上げると、薄いフチの眼鏡の向こうに見える瞳は……初めの頃とは全然違って、とても柔らかだった。

私の唇は先生のそれに柔らかく塞がれて……熱い舌は私の唇を割り一瞬のうちに奥深くまで侵入する。

「んっ……んん……っ……」

うれしい……先生の身体に身を預け、もっともっとと私はそのくちづけにのめり込む。そして二人はそのままソファーに倒れ込んだ。

何も身にまとわない姿で先生の上に馬乗りになってしまった私の胸のその先端を、先生の舌が下から受け止める。

「ふ……ぁっ……あぁん……」

先生は大切に、大切に……まるでその先端から花の蜜が滴り、それをその舌で受けるように。両手で乳房を受け止め壊れないように……傷付かないように。

そんな風に時間を掛けて私の膨らみを愛してくれた。

それはとても優しく美しい仕草で……私はまた、人を心から愛しいと感じる悦びを思い出す。