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先生、早く縛って
第6章 溢れる想いを伝えたい

まだ恋をしたこともないのに、私の身体だけはどんどんエッチになっていった。

私はMじゃない、と思う。だって、蝋燭たらされたり鞭で打たれたり……痛いことされたいと思わないもん。でも縛られたり首輪をしたり猿轡をされたり……そんな写真を見ると、私は激しく濡れた。

先生はこんな子をどう思うだろう……

昨日の教員紹介の時に見た、王子様のように完璧に整った先生の顔を思い出す。

完全にひと目惚れだった。

昔どこかで聞いたことがあるけれど、まさしくビビビっときてしまった。

先生は綺麗でかわいらしいような顔立ちなんだけど、なぜだかその瞳は冷たくて……学生の分際で、教師をエッチな目で見てしまったなんてバレてしまったら、汚らわしい! と怒られてしまうかもしれない。

一瞬だけ先生に怒られる想像をして……理由はわからないけど私は無性にドキドキしてしまった。

そうだよね……先生は、エッチなことなんて考えたこともないような気がする。だってそのカッコ良さは漫画の主人公みたいに完璧だもん。

そんな先生とお話したりするにはどうしたらいいのかな……
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