この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
先生、早く縛って
第6章 溢れる想いを伝えたい

二学期には、化学の成績をアップさせるために先生と同じ眼鏡を掛けることにした。いかにも頭が良さそうなあの銀色のフチの眼鏡……あれを掛けたらきっと。

「ネットで片っ端から検索してたら先生と同じ眼鏡を見つけて……思わず買っちゃった♡」

「お前さぁ……そこまですんの? 全然似合ってねえし、第一同じ眼鏡かけたからって化学の成績が良くなるわけじゃないだろ? そんなことよりもっと勉強して成績上げれば……」

「理系の神谷くんにはわかんないよっ……これでも一生懸命勉強してるんだよ! こうなったら勉強しないようにして補習に……」

「わざと勉強しなかったらそれこそバカ! 化学の勉強はとりあえず頑張ること! 神谷に教えてもらったらいいじゃん。それと、その眼鏡はもう学校にはしてこない方がいい! ……そんな眼鏡、先生だから着けこなせるんだよ」

この眼鏡、高かったのに……諦めきれなくて、家でこっそり眼鏡を掛けながら勉強してみたけど……試験は散々の出来だった。それも、ギリギリ補習は受けられないという中途半端さで……

やっぱり形から入るのはダメかぁ。

/579ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ