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第9章 新しい地へ

「そら、安心(笑)」
「彰は？」
「デート！」
「彼女出来たの？俺より、そいつ選んだの？」
「確かに(笑)まぁ、気にはしてるから、メールくるんじゃね？」
「武瑠くん。好きな人、出来た？」
「おうっ！！出来たさ(笑)写真見る？」

携帯のアルバムを開いて、見せた。

「あっ！可愛い感じ。」
「目が、大きいな！」
「だろ？」

¨これは、嘘だ。ここに写ってる女の子は、笹田の彼女。頼んで、撮って貰ったから。¨

「優季は？」
「気になる～？」
「いや。元気ならいいんだよ(笑)アイツとは、終わったんだし…。」
「…。」
「また、メールしていいか？」
「いつでも、してこいっ！！」
「ありがとな。」

彰からも、その夜にメール届いて、今日行けなかった事と、彼女の事を知らされた。