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message~僕は、今でも君が好きです。~
第9章 新しい地へ
¨皆、前に進んでるんだな。¨
俺も、いつか優季より好きな女が、できるんだろうか?
X'masが過ぎ、お正月。
優季から、年賀状が届いた。前の住所で・・・
「元気だから…。」
たった、一言だったけど、俺には、嬉しかった。
聞こうと思えば、谷口にでも優季の番号聞けるけど、あえてしなかった。優季の父さんとの約束だから…。
そんな想いを抱えながら、卒業!同じ日に、谷口らも卒業!
おばあちゃんは、この春に他界し、今は、母さんとふたりで住んでる。
親に見つかって、届かないかも、知れない。
優季に、1通の手紙を出した。
4月になり、俺は、就職。
何度か、告白もされたし、合コンにも誘われたりもしたけど…断り続けた。