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message~僕は、今でも君が好きです。~
第11章 優季side
ドアのとこに座って、ずっと泣いてた。
「武瑠~!!会いたいよぉ。」
次の日、学校を休んだ。
パパとママが、車でどこかに行ったのは、音でわかったけど…。
私は、壁に貼った、ツーショット写真を見てた。
まだ、形にもなってないお腹の赤ちゃんに語りかけるように、
「蒼空?ここにママと写ってる男の子が蒼空のパパなんだよ?」
一瞬、お腹が温かく感じた。
「蒼空」
初めてバイトした日も、武瑠とデートした日も、キスした日も(夜だったけど)、初めてエッチした日も、雲ひとつない真っ青な青空だった。だから、将来、子供が生まれたら、つけたい名前だった。
「武瑠~!!会いたいよぉ。」
次の日、学校を休んだ。
パパとママが、車でどこかに行ったのは、音でわかったけど…。
私は、壁に貼った、ツーショット写真を見てた。
まだ、形にもなってないお腹の赤ちゃんに語りかけるように、
「蒼空?ここにママと写ってる男の子が蒼空のパパなんだよ?」
一瞬、お腹が温かく感じた。
「蒼空」
初めてバイトした日も、武瑠とデートした日も、キスした日も(夜だったけど)、初めてエッチした日も、雲ひとつない真っ青な青空だった。だから、将来、子供が生まれたら、つけたい名前だった。