この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
覚性
第4章 逢着~澄子と小帆里
小帆里は体が柔らかい何かに支えられていることに気づいた 体を後ろにもたれさせていた 澄子の体に支えられている きっと澄子の胸は大きいのだろうと小帆里は思った 澄子の指が丁寧に小帆里の乳頭を触っている くすぐったかった乳房の感覚は何か心地よい感触に変わっていた 澄子に抱かれるように支えられ、胸に心地よい刺激を加えられ、眠りに就く時のように意識が遠くなる

「ふっ、ふおおぉーう」と小帆里が大きく息を吐くのが聞こえた その後は、ほっ、ほっ、と呼吸を短く荒く繰り返している 細くなり黒目しか見えなくなった小帆里の瞳は、潤んでいるのか濡れている様に鮮やかに輝いていた 視線は宙を泳いでいる 首筋のあたりからは、汗の匂いが微かに漂っていた

「さおりちゃん?」澄子が呼びかけても返事は無い ぐったりと眠っているようにも見えるが、小帆里の瞳は開いている 「さおりちゃん」今度は軽く体を揺らして呼びかけてみた 左右に揺れる首の動きが止まり、小帆里の目が澄子に向けられた 相変わらず細くなった目は黒目が光を放っている 小帆里の口が小さく開く「ハい…?」意識はあるが、虚ろな目はそのままだった 「今…どう?これ」澄子は訊いた 指を動かす速度を少し上げ、「これ」が何かを小帆里に伝える 乳頭を触られて、小帆里がどういう状態なのか、澄子は知りたかった 他人に愛撫などしたことのない澄子は、自慰行為をする時と同じように小帆里の乳頭を撫でていた

下半身をゆったりと捩らせながら、小帆里は「え…」と呟いた後「ほおおお」と小さく細く息を吐いた 「これ…なんか、良いです」と内緒話をするような抑えた声で澄子に報せた 虚ろな視線を宙に彷徨わせながら、か弱く笑ったような表情を作る 澄子はその顔に、大人には出せない子供だけの色っぽさを感じた 性に関する知識など持ち合わせない少女が、未熟な体を使って快感を受け入れ始める過程は、澄子にとって官能の景色だった 「じゃあもうちょっとしてるね」そう澄子が言うと小帆里が熱い鼻息を漏らした 笑ったのだろう そこには喜びが滲んでいた 澄子は左右の手のひらを上に向け、中指の腹で小帆里の乳首を下から持ち上げるように触り、人差し指の爪で上から挟んだ左右の乳首を指で挟み軽く乳首を挟むと、小帆里は「ほぉっ、ほおぉっ」と吐息を漏らした 内側に向けた膝を擦り合わせながら苦しそうに眉を上げる


/71ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ