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覚性
第5章 想望
小帆里は力が抜けそうになる脚を交互に動かして歩いていた 平衡感覚が定まらず、バランスが取りづらかった 勃起したペニスが少しでも目立たないように、腰を引き地面を見ながら左右の脚を送り出していく 体は熱く、気分は高揚していた 今、自分は他人から一体どう見えているのか 正常に見えている自信が小帆里には無かった

長い髪の毛を七三に分けてヘアピンで留めて額を出し、薄い黄色のTシャツにグレーの膝丈のスカートを合わせていた 肩からは通学用のショルダーバックを提げていた そのショルダーバックでさり気なく股間の膨らみを隠して歩く 目的の公園までまだ距離はあった 小帆里の気持ちは逸っていた

小帆里は急ぐために走ろうと思った ショルダーバックを股間から外し、歩みを止めた 周囲を見渡して誰もいない事を確認して靴を脱ぎ、素早くスカートの中に手を入れると、シルクの下着を一気に足元まで引き摺り下ろし、ショルダーバックの中に素早く突っ込んだ 再び靴を履いてから、歩きながらずっと引っ込めていた腰を突き出して真っ直ぐに立ってみた 勃起したペニスがスカートの中ですっかりと上を向いていた グレーのスカートも前が持ち上がってしまっている 小帆里が勃起しているのは一目瞭然だった

小帆里は構わずにそのまま駆け出した 膝丈のスカートが脚を上げる度に膝に蹴り上げられ、小帆里の太腿まで見え隠れし、何も履いていないスカートの中を大量の空気が出て抜けていく 小帆里は股間に爽快感を感じていた
この上更に風が少しでも吹けば、ペニスが見えてしまいそうだったが、勃起して股より上に持ち上がっている間はその心配は無かった

歩いている間は遠くに感じていた公園に直ぐに到着した そのまま息を整える暇も無く、走って展望台の道を登って行く 普段は展望台の外周に沿った坂道を登って行くが、今日は真っ直ぐに展望台の頂上に向かう階段を使った

走って来た事により小帆里の脚は張り詰めていた その上階段を走って登るのは不可能になっていた 小帆里は肩で大きく息をしながら、階段を登って行く 辺りを見渡すと公園には小帆里以外に人はいない様子だった 小帆里はスカートを持ち上げ、ウエストのゴムに全て差し入れた
小帆里の下半身が曝け出された 細い脚の動きに合わせて少し膨らんだ尻が左右交互に持ち上がり、ペニスのその先端を震わせていた

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