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秘蜜に濡れて
第14章 Key to the cage
控え室のドアを開ける。
「里美さん」
「あいり!」
見慣れたその人にあいりの顔が綻ぶ。
「仕事…ですか?」
「そうよ」
「はあっ?!」
言い切った里美に怜二が驚愕の声を上げた。
「何の仕事だよ?」
「マーケティング部なんだから、マーケティング」
怜二は呆れた様に椅子に座るとそっぽを向いた。
里美の態度にその場にいた全員が同情しながらも笑っていた。
「なんだ、随分とリラックスしてるな」
正宗と共に入ってきたのは嘉紀だった。
「岩崎さん!!お疲れ様です」
将人が真っ先に立ち上がる。
それに続いて皆立ち上がって挨拶をした。
「セミファイナルだからな、寄らしてもらった」
ちらりと里美とあいりを見遣る。
「初めまして、柘植 里美と申します、TRホールディングスのマーケ…「俺の幼馴染みです」
里美に被せる怜二の姿に笑いを噛み殺すメンバー。
「この前は急にすまなかった」
「いえ、ありがとうございました」
頭を下げるあいり。
「里美さん」
「あいり!」
見慣れたその人にあいりの顔が綻ぶ。
「仕事…ですか?」
「そうよ」
「はあっ?!」
言い切った里美に怜二が驚愕の声を上げた。
「何の仕事だよ?」
「マーケティング部なんだから、マーケティング」
怜二は呆れた様に椅子に座るとそっぽを向いた。
里美の態度にその場にいた全員が同情しながらも笑っていた。
「なんだ、随分とリラックスしてるな」
正宗と共に入ってきたのは嘉紀だった。
「岩崎さん!!お疲れ様です」
将人が真っ先に立ち上がる。
それに続いて皆立ち上がって挨拶をした。
「セミファイナルだからな、寄らしてもらった」
ちらりと里美とあいりを見遣る。
「初めまして、柘植 里美と申します、TRホールディングスのマーケ…「俺の幼馴染みです」
里美に被せる怜二の姿に笑いを噛み殺すメンバー。
「この前は急にすまなかった」
「いえ、ありがとうございました」
頭を下げるあいり。